2009年08月03日(月) 23:56
![]() | 陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫) ちびちび的プチ評: ![]() ![]()
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今頃なんですが、
ちびちびの中では「安倍晴明」ブーム真っ盛りです。
あまりのおもしろさに、
5冊くらいを一気読みしちゃいました。
平安の世は、雅な闇の時代と夢枕さんは書きます。
その言葉通り、
雨の夜、秋の庭、満月、上弦の月、ほとほと揺れる牛車・・・
静かで淡々とした自然描写の奥に、
ドロドロした鬼の姿が現れてきます。
人間の煩悩と嫉妬と執念がうんだ鬼。
でも晴明と源博雅との会話は、
飄々としていて読んでいてとても楽しい。
そう、この「雰囲気」に惹かれてるんだな〜。
和歌や宗教言葉が苦手な方でも大丈夫。
作者が現代風に訳してくれたり、
解説しながら話をすすめてくれます。
「陰陽師」というのでちびちびは、
もっと専門的な技術が語られるのかと思っていました。
ハリー・ポッターみたいに
「エクスペクト・パトローナム 守護霊よ、来い」
みたいな呪文とか、結界のはり方とか。
でもその辺りは、
「晴明がなにやら呪をとなえると・・・」
てな感じで終わってしまいます。
まぁ、そりゃそうかな。




